エッセイ3
エッセイの書き方シリーズその③は、アウトラインの書き方です。

シリーズの①はこちら→英語のエッセイの書き方①Essayとは
②はこちら→英文エッセイの書き方②Thesisとは

アウトライン はエッセイ全体の構成を書き出したものです。
逆から考えたほうがわかりやすいかもしれません:

エッセイ(完成系)

重要な要素だけ抽出

アウトライン

アウトラインさえ書いてしまえば、あとは肉付けして文章にすればエッセイが完成するというわけです。

テンプレ的なエッセイだと、全体の構成もほぼ決まっています:

パラグラフ1:紹介
パラグラフ2-4:本論その1、2、3
パラグラフ5:結論


クソつまんないだろ!!!
これが自由の国アメリカでぃ!

ここでシリーズ②で適当に決めたThesis、「カレーは味、形状、歴史の全てが日本の国民性を表す、日本の象徴的食文化である」を例に簡単なアウトラインを作ってみましょう。
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I. Introduction(紹介)
A. 帰り道、カレーの匂いを嗅ぐと懐かしい気持ちになる。(今日はいい天気ですねくらいノリ)
1. カレーは日本の文化や思想に根付いている
2.  遡ればXXXから日本はカレーに染まり始めた
B. Thesis:  カレーは味、形状、歴史の全てが日本の国民性を表す、日本の象徴的食文化である
II. Body 
A. カレーは味から思い出を呼び起こすトリガー的食文化
1. XXXXXXXXXXXXXX
2. XXXXXXXXXX
a. XXXXXXX
b. XXXXXXX
3. カレーは味から思い出を呼び起こすトリガー的食文化
B. カレーの歴史が日本の歴史を表す
1. XXXXXX
a. XXXXXXX
i.XXXXXXXXXX
2. XXXXXXX
3.  カレーの歴史が日本の歴史を表す
C. カレーの形状こそが日本の国民性
1. XXXXXXX
2. XXXXXXXX
a. XXXXX
b. XXXX
i. XXXXXX
ii. XXXX
3.  カレーの形状こそが日本の国民性
III. Conclusion
A. Thesis:  カレーは味、形状、歴史の全てが日本の国民性を表す、日本の象徴的食文化である
B. 振り返り
1. カレーは味から思い出を呼び起こすトリガー的食文化
2. カレーの歴史が日本の歴史を表す
3. カレーの形状こそが日本の国民性

C. 今後、日本はもっとカレーに近づく(なんか壮大な雰囲気を醸し出す感じで)
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理由が支離滅裂なのはスルーしてください。

上記を見ればわかると思うのですが、

「重複感半端ない!!!」

そう、中身がしつこいくらい重複してるのです。
エッセイの最初と最後にThesisを言って、
さらに本論でも各パラグラフの最初と最後で主張を繰り返しています。
そして念を押して、結論でもまた本論のおさらいをします。

しっつけぇぇぇ!!!!

しかし我が偉大なる大学の先輩(自身のADHDを公表して回る猛者・のちに助教)がこう言っていました。

「読者っていうのはね・・・ADHDなんだよ・・・ADHDの私が一番よく知ってる」

そう、読者は、あなたのエッセイのことなんて興味がないのです。
だからすぐ忘れる。
読みながら飲んでるコーヒーの味のほうが気になる。
だから何度も何度も何度も同じことを繰り返し言わなければ、伝わらないのです。
(個人的見解です)

しかしここで、あからさまに繰り返して、読者のプライドを刺激してはいけない。

バレないよーに、巧みに言葉遣いを変えながら、実質同じことを繰り返し主張する。

それがエッセイの真髄なのではないかと思います。


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ちなみにエッセイの時に使うI, A, 1, a, i, みたいな順序のアレですが、知っておくと意外と役に立ちます。英文で、真面目系の資料を作るときとか。
数字→アルファベット
大文字→小文字
を順番に繰り返すルールです。