アメリカの大学の理系科目は本当に外国人が多いです。
よって、大学の講義も外国人が教えることが多くなります。
ちなみに大きな大学では偉い人たちが忙しすぎて、院生が教えることもありますが、
私の通っていた田舎大学では普通に教授や助教レベルが教えていました。
「へ〜でも外国人と言ったって、教授や助教になれるなら英語もペラペラでしょ?」
・・・。
ペラペラじゃない。
むしろほとんど話せない人も普通にいる。
もしかしたら文法的には合っているのかもしれないけど、少なくとも聞き取れない。
でも普通に講義を教えて、問題になることもなく、生徒たちが勝手に自助努力で内容を理解してくれます(生徒側からしたら、たまったもんじゃない涙)。
そんな人でも、実力さえあれば教授になれるのがアメリカの凄いところだと思います。
ちなみに、そういう外国人研究者がどうやって言葉の壁を乗り越えていたかというと、
・講義を途中で投げ出して部下の院生(ネイティブ)に任せる
・論文は他の院生(ネイティブ)にバイト代を払って読める英語に直してもらう
・他の外国人研究者と同盟を組んで語学力のなさをカバーする
だから、「能力に自信はあるけど、英語が苦手だから留学は無理だ」と考えているそこのあなた。
アメリカの懐は深い!
言葉すら必要ねぇ!
出川英語でなんとかなる!
今すぐ行こう!
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漫画の中の略称をいくつか紹介。
OMG = oh my god, oh my gosh
「すごい!」「そんなー!」「どうしよー!」
みたいな意味ですね。 なんか驚いてる。
最近はgodだと宗教的なのでgoshを使う人が多いイメージ。
TA = Teacher's Assistant
講義を教える先生の補佐役のことですね。
高校では生徒が単位と引き換えにやったり。
大学では院生が給料をもらってやっていました。
添削を手伝ったり、資料を用意したり、
授業中のアクティビティで生徒たちを助けてくれたりします。
先生が英語の話せない外国人のときは、このTAが唯一の情報源ですので、
生徒たちから全幅の信頼を得ていました。